行動開始に必要な4秒間
2010.06.29
自動車の運転は、瞬間の判断、決断で行動します。
○2秒→危ないからやめる
○3秒→どうしようかな
○4秒→大丈夫だから行こう
「時間・距離」が3秒のときが、判断に一番迷いの出るときです。
ちょっとでも不安を感じたり、どうしようかな・・・のときは、動かなければいいのです。
それが安全の秘訣なのです。
-『安全教育の秘訣』大塚博保著-
私たちが車を運転する時は、対象物(者)と衝突しないように、相手の距離・速度から時間を割り出して
「行こう、待とう」の判断をしています。
「行こう」と判断する4秒間といわれる時間は一般のドライバーは経験上の勘で行っているはずです。
したがって、「勘」は、運転者の経験の長短、運転者の性格、運転者のその時の気持ち、昼夜、天候、
対象物の大小、対象物の速度の変化等で一定ではなく、錯覚・思い込みに依り、主観的で微妙に差が
あるということを計算に入れる必要があると思います。
~FUKUFUKU~